モチベーションが上がるワクワク仕事術

27冊目
[★★★☆☆]

めざせ!仕事のプロ モチベーションが上がるワクワク仕事術

めざせ!仕事のプロ モチベーションが上がるワクワク仕事術

<感想>

仕事にワクワク取り組もうという提言をする本。
仕事は楽しむためにあり、その方法はたくさんあるということを改めて感じさせられた。
本書の特徴は、”ワクワク”を感じさせてくれる仕事を探そう、ではなくて、
今している仕事の中から”ワクワク”を探そうというものだ。
日々の仕事を楽しむ術が学べて、明日からの仕事をどうして楽しんでやろうかというワクワク感があふれてきた。

<まとめ>

成功者は、楽しいことが起こることを受け身で待ってはいません

幸運に頼るようなことはしていません。
真剣に、頭に猛烈に汗をかきながら、「『楽しいこと』ばかりにしよう」と努力をしているのです。
幸運を招き入れているのです。

「クリエイティブクラスはどんどん給料が上がる」「中流・普通の人は給料が上がらない、もしくは給料が下がる」

これからの時代は、お金持ちが一番偉い資本主義ではなく、「楽しさ創造力」に打ち出された、2C力(Creativity and Communication)を持った人材が主導権を持った、人本主義の時代なのです。

皆さんの仕事の中にきっと、「夢」「好き」「楽しさ」「感動」「喜び」というワクワク感がたくさんあるはずです

忙しさや苦労に忙殺されて、見失っているのかもしれません。
今から、皆さんの仕事の中にあるワクワク感を見つけ出していきましょう!

仕事へのワクワク感を見つけることができたら、それを忘れないように工夫することが大切です

オススメなのが「マントラ」を作ること。
自分のワクワクを、「○○に対して○○を行うことで、○○を実現するのが自分の仕事だ」とまとめるだけ。

仕事を楽しくするには、「誰かの命令で仕事をしている」受け身の感覚ではなく、自らの意思で取り組んでいるという主体的な感覚、「自ら選んで、その仕事をしている」という能動的感覚が大事なのです

「やらされている」という言葉を使ってしまうと、自分が惨めになるだけです。
ぜひ、ここで、「自分は誰の奴隷にもならない」という覚悟を決めてください。
他人の奴隷になると、どんな仕事も楽しくなくなってしまいます。

「心配事」「やり残し感」は、我々にストレスを生み出し、仕事の楽しみを奪っていきます

「心配事」は、次の心配事を生み出し、まだ起こってもいないことにまで気を回して、具合が悪くなってしまうこともよくあります。
「やり残し感」は、常に仕事に追われているという感覚を生み出します。

「本番の人生」とは、会社の中で働いている時間(勤務時間)のこと。「準備の人生」とは、オフタイムの時間ということです

このオフタイムの時間の使い方、学習の仕方で、次の本番の人生が違ってくるのです。
やりたい仕事ができるチャンスが現れても、あなたが手を挙げたときに選ばれるかは、どれだけしっかり準備が出来たかによって決まってくるのです。

本来、学ぶということは、「『学ぶ前の自分』からの変身」なのです

次の3つのステップを学習の場で実現できれば、学ぶことに喜びを感じることができるようになるのです。

  1. 情報をインプットする
  2. インプットしたことを実践力まで高めていく
  3. 学んだことが役に立ったと感じることで成長を実感する



日々を楽しむ。
目の前の活動を徹底的に楽しむ。
楽しんだ結果として、成果が出る。
成果の副産物として成功がある。