あなたは成功するようにできている
15冊目
[★★★★☆]
- 作者: マクスウェル・マルツ,ダン・S・ケネディ,田中孝顕
- 出版社/メーカー: きこ書房
- 発売日: 2005/07/06
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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<感想>
誰しもが成功できると勇気付けてくれる本。
「できない」とは自分が決め付けているだけであって、そう考えていることが「できない」原因であると明確に書かれている。
まさに「自分は考えた通りの人間になる」ということだ。
悪い事を考えれば悪い方向に行き、良いことを考えれば方向に行く。
落ち込んだときや自信を持てなくなったとき、このことを思い出したい。
<まとめ>
自己イメージは、あなた以上でも以下でもない、等身大でなければならないのだ。
恥ずかしいと思わない自己をもち、隠さず自由かつクリエイティブに表現できる自己をもとう。
長所も短所も含めて自分を把握し、その両方に対して正直になろう。
新しいアイデアや何かの問題の答えを探そうとするときも、答えはどこかに存在していると信じ、それを見つけようとしなければならない
科学者が問題に取り組むとき、その問題に答えがあると思った瞬間に態度ががらりと変わる。
その時点で、答えに至る道のりの50%ぐらいは通過してしまっているのだ。
成功メカニズムには、目標やターゲットがなければならない。
目標やターゲットは、とにかく「すでに存在している」ものとして思い描くこと。
決断を下し、あとは実行するだけという段階になったら、結果に対する責任や心配は完全に捨て去ろう。
近代人は気を張りすぎ、結果を気にしすぎ、不安がりすぎている。
もっと素晴らしい、もっと楽な生き方がある。
細かすぎるこだわりは、失敗につながる
第2次世界大戦で活躍したジョージ・S・パットン将軍は、「やり方を教えるな。やるべきことだけ伝えれば、創意工夫に驚かされる」と言っている。
いまの人生を楽しむ
哲学者パスカルの言葉
「私たちは今を生きてはいない。将来生きたいと願っているだけだ。
そして、常に幸せになるのを待ち望んでいる。だから今、幸せでないのは当然のことなのだ。」
たいていの人は、なろうと決意した分だけ幸せになれる
完全に幸せになりたければ、「何々だから」幸せというのではなく、理由など持ち出さず、ただ幸せでなければならない。
幸福は、心の習慣であり、心の態度である。
幸福というのは降って沸いてくるものではない。自分自身の手で実践し確定するものなのだ。
幸福があなたをとらえたり、振って沸いてきたり、他人からもたらされたりするのを待っていたら、長いこと待たされる羽目になる。
あなたの考えを決めるのは、あなた以外の何者でもない。
楽しい考え方のできる状況になるまで待っていたら、永遠に待つことになりかねない。
新しい行動パターンを覚えるためのエクササイズ
明日から30日間、これまでと反対の足から靴を履き、逆の結び方をするという新しい習慣を身につけることを意識的に決断する。
この単純な行動を、その日のほかの習慣的な思考や行動や感情を考えるきっかけとして利用する。
靴紐を結びながら、「私はよりよい方法で1日を始めている」と自分に言い聞かせよう。
人間が犯しうる最大の過ちは、過ちを恐れる事だ
哲学者エルバート・ハバート