人は話し方で9割変わる
14冊目
[★★☆☆☆]
人は「話し方」で9割変わる (リュウ・ブックス―アステ新書)
- 作者: 福田健
- 出版社/メーカー: 経済界
- 発売日: 2006/01/01
- メディア: 新書
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<感想>
話し方について悪い例と良い例をあげて説明している本。
インパクトがあるタイトルとは裏腹に、基本的なことしか述べられていなかったのが残念。
「9割」の根拠も分からなくて期待を裏切られた気持ちである。
<まとめ>
人の気持ちの変化はなんらかのサインとして、外に現れるものである。
「首をかしげる」「腕を組む」「唇が動く」などの態度
会話上手の人はこれらのサインを見落とさない人である。
合言葉は「たちつてと、なかにはいれ」
- た・・・食べ物、飲み物、旅の話
- ち・・・地域、地元の話
- つ・・・通勤に関連した話
- て・・・天気、天候について
- と・・・富、景気、経済
- な・・・名前、地名に関して
- か・・・身体、健康の話
- に・・・ニュース、トピックス
- は・・・はやり、流行、トレンド
- い・・・異性、男女の話題
- れ・・・レジャー、余暇、休日
人間関係の原則は、「あなたが変われば相手も変わる」である
あなたがかわるためには、何かきっかけがいる。
新しいことを始めてみるのもよい。
リラックスして聞く
- 身構えない
- すぐ反応する
- 一緒になって笑う
質問は相手への興味・関心から生まれる
興味を持てば、自然に質問は浮かんでくる。
<へえ、それは面白い。でも、こんな場合はどうするんだろう?>と、疑問がわき、それが質問になる。
聞きながら、自分の頭で考える習慣をつければ、話し手の話を鵜呑みにすることなく、自分なりの見方ができるようになるものだ。
話は、ただ聞いているだけでは、なにもひっかかってこない。
相手がなんのために、「趣味は?」と問いかけてきたかを考えてみる
相手が初対面の場合、趣味を聞きたいというより、会話を続けるためのきっかけを探しているのだ。
次の話のつなぎになる材料を提供してみたらどうだろう。
会話は空気のようなもの。
なくなってはじめて存在に気づく。
俵万智