非常識な成功法則
13冊目
[★★★★★]
- 作者: 神田昌典
- 出版社/メーカー: フォレスト出版
- 発売日: 2002/06/01
- メディア: 単行本
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<感想>
一見非常識とも思える成功への道のりを丁寧に押してくれる本。
神田氏の実践してきたやり方が学べる。
氏がリストラで落ち込んだり、新しい仕事で希望の給与がもらえたりという場面の気持ちの表現部分が面白く、その人間くささがまた魅力的でもある。
お金お金に徹してきた人なのかなと思いつつ読んでいくと、最後には金銭的な成功は簡単で、実はそんなことは大したことではないということが分かる。その考え方に共感し、ますます神田氏のファンになった。
<まとめ>
目標は紙に書くと実現する
まず、やりたくないことを書き出す。
- 本当に、やりたくないのか?
- やりたくないことの中に、さらに一番やりたくないことは、いったい何なのか?
- 私は、次のステップに進むために、現在の経験から十分な学びを得たか?
- もしまだ十分な学びを得ていないとすれば、十分な学びを得るためには、いったい何をする必要があるか?それをいつまでにやるか?
いまが現在やっていることを卒業するタイミングかどうかを判断する。
自分のミッションを見出す
- 自分の命があと半年しかなかったら、いったい何をやらなければならないのか?
- その半年の間に、お金を一銭ももらえなくてもやるべきことは何か?
- 子供のときにどんな辛いことを経験したか?
- 父親・母親とは、どんな葛藤があったのか?
- いままでどんな苦労をしてきたのか?
- その苦労には、どんな意味があったのか?
どんな小さな行動でもいいから、行動できることを書く
多くの人っていうのは、始めの一歩を踏むのに時間がかかるんだ。
自分は凡人だというイメージを持っていたら、成功者にはなれない
なりたい自分になるために、都合のいい肩書きを考える。
「スーパー○○○」というように、自分の欠点をものともしない人物像を表現する。
結局は、自分が考えた人間に、自分はなる
年収ですら、自分の決めた額になる。
その年収を自分で決めれないから、得られない。
その年収を得ようとしないから、頼まない。
そして、その年収を得た後は、その年収を越えるような仕事しないから、その年収を保てないだけである。
成功法則オタクが成功できないわけ
「成功したらいいな」という気持ちはみんな持っている。
ところが「成功したらいいな」ということと「成功に向かって行動する」ということの間には、大きなギャップがある。
行動するってことは"現実世界に落とす"ってことだ。
簡単に言えば、きちんと稼ぐということ。
やっぱりお金じゃない。
新しい自分に出会うことが重要なんだなぁ。
お金があろうと、お金がなかろうと幸せには関係ない。
いままでの自分の枠を取り外していく。
今まで見えなかった現実が開ける。それが幸せなんだと。
「TRUST YOURSELEF」
現実は、あなたの心が作る。
現実を変えるのは、あなた自身である。
そして、新しい世界は、ひとつの小さな行動から始まる。