史上最高のセミナー

12冊目
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史上最高のセミナー

史上最高のセミナー

  • 作者: マイク・リットマン,ジェイソン・オーマン,ジム・ローン,マーク・ビクター・ハンセン,ジェイ・コンラッド・レビンソン,ジャック・キャンフィールド,ロバート・アレン,シャロン・レクター,マイケル・ガーバー,河本隆行
  • 出版社/メーカー: きこ書房
  • 発売日: 2006/10/07
  • メディア: 単行本
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<感想>

アメリカを代表する自己啓発のエキスパート達へのインタビュー本。
成功哲学がぎゅっと詰まった一冊とも言える。
彼ら成功者達に共通しているのは、「エネルギー」を感じるということだ。
実行するエネルギー、ポジティブに生きるエネルギー、目標に向かうエネルギー
自分を制御するエネルギー、それらが満ち溢れている。
「勉強⇒実践」をすれば必ず成功できるということが分かる。
「ジム・ローン」という人物は知らなかったが、インタビュー内容を読んで
非常に勇気が沸いてきた。この人についても今後調べてみたい。

<まとめ>

「成功とは、自分がそれにふさわしい人間になることで引き寄せるものだ」

「自分自身に取り組めば成功できるよ」
自分の態度や性格、言葉の改善やスキルの習得に取り組むことだ。
そうすれば、よい仕事や人々を引き寄せ、経済的自立や富の獲得を可能にするような、ビジネスやキャリアを築けるようになるだろう。

規律は軽く、後悔は重い

後悔は、簡単な規律を怠っただけで、1年後、2年後と、時がたつにつれてその影響が累積していくものだ。
自尊心をおおいに高めていくためには、何か小さなことを始めるだけでいい。

今後10年を計画する

まず自分が望むもののリストを作ることから始める。
思いつくままあれこれ書き出したら、今度はいくつかをリストから削除していく。
出来上がったら見直して、それぞれの項目の横に、1、3、5あるいは10と数字を書き入れる。
つまり、「これは1年後、これは3年後、あるいは5年後に達成できるだろうという、大まかなめどを書く。

成功できない唯一の理由は、学ぶべき情報を取り入れ、それをただちに実践しないからなんだ

とにかく、実践しなければいけない。それには自分自身と取引する必要がある。
「いったい、いつ取りかかかるつもりなんだい?いつから始めるんだ?」

本当に重要なのはお金ではなく、君がどんな人間になったかだ

君が学んだことすべて、そして君が億万長者の地位にたどりついたということのすべてこそが価値あるものなんだ。
手に入れた莫大な富ではなく。
自分の信条を金のために売ってはいけない。自分の価値観を曲げてはいけない。

その日の計画を終える前に、その日を始めてはいけない

力の及ぶ限り、その日の計画を立てるということだ。
そうすれば意外な発見があるだろうし、改良できることでも何でも、とにかく気づくことがたくさんあるだろう。
1日1日が人生全体を形作るモザイクのかけらだ。
重要なのは、1日を始める前にそれを終える事が可能だということだ。
同じように、1ヶ月を始める前にそれを終えることも可能なんだよ。

テッド・ターナーアメリカの総資産の1パーセントを所有している

彼は自分の著書の第1行目にこう書いている。
「わたしは毎年10億ドル稼ぐまで働くことにしている。それには15日かかるので、それでその年の仕事は終わりだ」

今日一日が、自分にとって理想的な一日になると確信しなければいけない

1日を思い返している自分を心の中で想像するんだ。

情報をインプットすればするほど、よりうまくアウトプットできるだけでなく、よりよい選択もできるようになるんだ

なにしろ私はこれまで5万冊以上の本を読んできたんだからね。
(マーク・ビクター・ハンセン「こころのチキンスープ」著者)

存在する唯一の時間は"今"だ。

明日も存在しない。真夜中の12時を1秒過ぎるやいなや、それは今日だ。
だからいつも今日なんだよ。
やりたいことがどんなことであっても、今日することができるんだ。

あなたが何と言おうと、「世の中」は「イエス」と言ってくれる

人生とはポジティブな経験なんだよ。

いつもしていることをし続けていれば、いつも得ているものしか手に入らない

ほとんどの人が行き詰まり、成功できないのは、進んで嫌な思いをしようとしないからなんだ。
基本的に、自分から要求しない限り何も起こらない。
「世の中」は考えにではなく、行動に報いる。

成功した人々は、何もかもお膳立てされるまで待つ事はなかったんだよ

ビジネスに関して前もってすべてを知ろうとしないこと。
そして、車輪はすでに発明されているという事実を気にかけないこと。

成功する人としない人との違いは、成功する人は挫折からいち早く立ち直る方法を知っていること

立ち直りが早い人は、10分後にはもう物事の明るい側面を見ているんだ。
こうやって自分に勝って立ち直り、前に進んでいくんだよ。



恐れがドアを叩いた。
信念がドアを開けると、そこには誰もいなかった。
あなたが恐れるものは存在しない。
自らが常に作り出しているだけだ。
自分が抱いている恐怖心をよく調べてみることだ。
恐怖心を克服して成長するんだよ!