お金と英語の非常識な関係(下)
11冊目
[★★★★★]
- 作者: 神田昌典
- 出版社/メーカー: フォレスト出版
- 発売日: 2004/07/17
- メディア: 単行本
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<感想>
洋書の読み方、ビジネスでの英語の使い方、英語でのコミュニケーションの仕方を教えてくれる本。
上巻に続いて、神田節が面白い。
フォトリーディングについても詳しく書いてあり、内容が詰まっているので
何度でも読み返したい。
<まとめ>
なぜ、洋書を読む必要があるのか?
簡単な事である。洋書が読めるようになれば、
いっきに日本で行されている本の何十倍もの本に触れることができるのだ。
フォトリーディング
- 準備(45秒)
- プレビュー(1分15秒)
- フォトリーディング(8分)
- 活性化(2時間20分、うちランチ休憩60分)
- 高速リーディング(30分)
※『PROFIT PATTERNS』432ページをフォトリーディング
本から得たい情報を引き出す質問を考え、ノートに書き留める
本から得たい情報が何なのかをはっきりとする。その上で、その情報を引き出す質問を考えておく。
これが、もっとも効率的な読書の原理原則だ。
なぜなら、質問すると、脳はその質問に対する答えを、超スピードで探し始めるからだ。
要約文は読んではいけない
英語のビジネス書は、本の最後に、要約文がついていることが多い。
しかし、読み始めたとたん、わからなくなる。
簡略に説明しようとしすぎるために、難しい単語が並んでしまいがちなのである。
読書というのは、本の情報を刺激として、既存知識と結び合わせて、自分自身の思考体系の中で活用するためにある。
それが結果をあげるのでれば、人が何と言おうとも素晴らしい読書法なのである。
国際舞台に出たとたん、次から次へとビジネスチャンスが飛び込んでくる。
なぜか?
圧倒的に世界に出て行く人が少ないからである。
セールの極意
まず相手が満足できる条件をしること。
次に、それに満たす提案をする。
こうすれば、どんな相手にも、どんな商品でも売れる。
いったいどんな会話をすれば、信頼ある人間関係が短時間で築けるのか?
相手が6歳から9歳のときの、子供時代の家庭についての話を聞くのだ。
What was your family like when you were a child?
What did you enjoy most when you were a child?
インタビューの達人、ラリー・キングはほとんどしゃべらない。
だけど、どんなゲストからも本音を引き出す。どんなゲストも、ラリー・キングにインタビューされると
ヒーローになるのだ。
それはなぜか。相手の輝くところを引き出すからである。
ゲーテの言葉
君は本気か? ならばこの瞬間をとらえよ!
できることを、あるいはしたいと思うことを、いますぐ始めよ。
大胆さには非凡な力と魔力が宿る。
ただ没頭せよ。そうすれば心が熱を帯びてくる。
いますぐ始めよ。そうすれば仕事は達成できる。
人生が終わってしまうことを恐れてはいけません。
人生がいつまでも始まらないことが怖いのです
グレース・ハンセン