人生を変える!「心のブレーキ」の外し方
21冊目
[★★★★★]
「心のブレーキ」の外し方?仕事とプライベートに効く7つの心理セラピー?
- 作者: 石井裕之
- 出版社/メーカー: フォレスト出版
- 発売日: 2006/11/21
- メディア: 単行本
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<感想>
目標へのやる気をセーブしている「心のブレーキ」とは何かを説明した本。
「潜在意識」というものの働きがうまく説明されていて、とても納得できた。
難しいことはなく、"スタートは丁寧にやること"、"今できることをやればよい"、"迷ったらイエスといってみる"、などといった簡単な言葉で書かれているので、実践がしやすい。
心理セラピーと書いてとおり、すんなりと心に入ってくるのが素晴らしい。
やる気がでないときは、「心のブレーキ」を少しずつ外すことを心がけよう。
<まとめ>
スタートは、繰り返して、できるだけ丁寧にゆっくりとやる。
これを心がける事で、潜在意識の"現状維持メカニズム"をなだめることができます。
最初の一歩にこそ、一番大きなエネルギーが必要なのです。
最初の小さな一歩の中に、目標実現の種があるのだ
ほんのわずかの進歩でも、できたことを喜び、感謝してください。
最初のスタートは、たっぷり時間をとって、できるだけゆっくりし、繰り返し、丁寧にやってみる。
そうすることで、潜在意識は安心する。
安心するからあなたの努力をサポートしてくれるようになり、結果として目標実現のスピードはグングン加速するに決まっているのです。
消え行く感情を定着させる唯一の方法は、その感情を"行動"に変えることなのです。
気分が高揚したら、それをその場で"行動"に変えること。
受け取るだけの人は、本当は決して豊かになれない。与える人が豊かになるのだ。
「この大切な恋も、放っておいたら冷めてしまうだろう。
この気持ちを"行動"に変えていく努力を怠らないことで、この恋ははじめて永遠となるだろう」
ただ、"どれだけ真剣に心を向けたか"がすべてなのです。
潜在意識の世界では、どれだけの時間をかけるかは問題ではない。
どれだけお金をかけるかとか、どれだけ上手にやるかも問題ではない。
「ボクには、何ならちゃんとできるでしょうか?」
潜在意識は、答えが見つかるまで、決してストップしない。
必ず何か「これならオレにも立派にできるはずだ」というアイデアを引っ張り出してきてくれます。
迷ったら、「イエス」と言ってみること。
「やってれば、成功したかもしれない」という甘い幻想に潜在意識のリソースを浪費するぐらいなら、むしろチャレンジして堂々と苦い失敗に直面したほうがいい。
いい結果が出ようと出まいと、常に前進できる人というのは、失敗のこの本当の意味が理解できている人なのです。
"今のあなたの在り方"にふさわしいものがあなたに引き寄せられる
潜在意識の世界では、いわゆる"未来"も"今、この瞬間"にあり、そしてそれは"今、この瞬間"のあなた次第で変わります。
意識の世界では、「"私が"成功した」と考えますが、潜在意識の世界では、「"成功が"私に来た」と考えます。
潜在意識の"今、この瞬間"の中にすでに存在している"成功"が、あなたに引き寄せられてくるということです。
どんな状況にあっても、"今、できること"だけを考え、それを実行する
過ぎたことを悔やむのでも恨むのでもない。
先のことを心配するのもない。
"今、この瞬間"に焦点を当てる。
できないことや足りないものについて心を砕くのではなく、どんなに小さいことでも"できること"を考え、それを実行する。
フェイク・イット!
- 目標を実現した自分が言うのにふさわしい言葉をしゃべる。
- 目標を実現した自分が自分が歩いているように、堂々と歩く。
- 目標を実現した自分が行くにふさわしい店でランチを食べる。
- 目標を実現した自分が読むにふさわしい本を読む。
- 目標を実現した自分がするであろうように、おおらかに人を許す。
"Fake it until you make it!"
ミカン箱の上に立って『世界のホンダ!』と大言壮語した本田総一郎のように、自分が理想の自分を演じる。