7日間で人生を変えよう
20冊目
[★★★★★]
- 作者: ポールマッケンナ,柴田裕之
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2005/06/01
- メディア: 単行本
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<感想>
自分を変えていく自己催眠の方法と人生を楽しむ考え方を説明した本。
マインドプログラミングCDが付録として付いており、それがまた面白い。
30分程度のCDなのだが、ほんとに催眠にかかったようになり聞いている内容の記憶はほとんどない。
効果があるかどうか実感できるようになるまでは時間がかかるかもしれないが、やってみて損はないだろう。
本の内容については、自己催眠がメインで、これを行うとCDとは違って効果がすぐに表れた。
成功、夢、健康、富とそれぞれに対しての姿勢が1冊に凝縮されていて、中身が濃い。
ただの催眠にとどまっていないのがまたいい。
物事を悪く見てしまうことが多くなったときにまた読み返したい。
<まとめ>
自分を偽ってはいけない
みなさんが自分の夢見る生活をまだ送っていない理由は、ネガティブなセルフ・イメージを世間から隠すことに、あまりに多くの時間とエネルギーを消費しているからだ。
人の行動をプログラムするうえでのカギは習慣と想像力だ。
それは論理や意思の力よりもずっと強力だ。
たんなる命令より、鮮明な想像力を使ったほうが、体はずっと反応しやすい。
だからこそ、想像の中で自分をどう見るかが、私たちの人生を左右する。
万事あなたしだいだ。主導権を握っているのはあなたなのだから。
これからの数日間は、自分に対する話し方にとくに注意してほしい。
気分がポジティブになるまで、口調やメッセージの内容を変えてみよう。
カリスマ性のある人は、自分に自信をもっている。
ありのままの自分に満足しているから、無理をして周囲から認められようとはしないし、他人が自分に好感をもつように仕向けるわけでもない。
皮肉なことに、かえってそのために私たちは惹かれてしまうのだ。
"失敗"とは受け止め方であって、結果ではない
"失敗"はみなさんがもたらす結果に付随するものでははなく、捉え方の問題なのだ。
エジソンは700回失敗したのではない、700の方法がうまくいかないことを招請する事に成功したのです。
どうすれば、同じことをポジティブな方向で問いかけられるだろうか。
- この問題を解決する一番鮮やかな方法はなんだろう。
- この問題を解決する方法を何通り思いつけるだろう。
- どうすれば一番簡単に○○するのをやめられるだろう。
注目しているものほど多く手に入るのが世の常だ。
だから、何よりも大切なのは、大きいものも小さいものも、自分の成功をすべて認めて、それに注目することだ。
身のまわりほんとうに健全でやりがいのあることを見つけて、それに意識を集中するにかぎる。
実現したい夢と自分とのあいだに立ちふさがる壁を壊したいなら、一番良いのは少しずつ崩していく事だ。
どんな難題も、細かく分けてしまえば達成できる。
大きな仕事も単純にこなせるステップごとに分けて捉える癖をつければ、ずっとやりやすくなる。
今までの人生とは違う結果を出したいのなら、慣れ親しんだ居心地の良い場所から抜け出して、やり方を変える必要がある。
今やっていることがだめなら、ほかのことをやってみよう。
皆さんは、ぜったい失敗しないとわかっていたら、何をするだろうか
もし、一瞬でもこの質問について考えた事があるのなら、みなさんは歴史上輝かしい成功を収めた秘とすべてと同じことをしたことになる。
つまり、夢想を意図的に利用して創造的な世界にアクセスしたのだ。
この世で一番大切なこと
- 人生の最終章へ飛んでください。生涯で学んだ最も大切な教訓を3つ挙げるとしたら何でしょうか。どうしてその3つはそれほど重要なのでしょうか。
- 心から尊敬する人のことを考えてください。その人について、あなたが最も素晴らしいと思う資質を3つ挙げてみましょう。
- 一番すばらしいときのあなたは、どんな人ですか。
- 生前の自分を最もよく表す一文を墓石に彫るとしたら、どんな内容にしますか。
不幸な人全員に共通している点がある。彼らは自分が望んでいないものを理解している。
そして強迫観念に取りつかれたようにそればかりに集中してしまうのだ。
彼らは気づいていないが、注目しているものほどたくさん手に入るのが世の常だ。
ほしくないものではなく、ほしいものに注意を向けよう。
いつまでもやる気を失わないための最も簡単な秘訣は、目標に向かって前進していると実感し続けることだ。
達成するにせよ、挫折するにせよ、結果をただ待つのではなく、目標に近づいていることを示す兆しがないか、たえず目を光らせ、耳を澄ませよう。
もし兆しが見つかったら、正しい方向に歩んでいるという喜びに浸ろう。
頭の中で、その喜びを膨らませ、その輝きを浴びよう。
お金とは、他人の人生に付加価値を与えた見返りのひとつだ。
- 独自性
- 規模
- 効果
- 認知
続けていこう
何かが見えたり、聞こえたり、頭に浮かんだり、心で感じられたとしても、歩みを止めてはならならい。
歩き続けていれば、いつかかならず行きたい場所にたどり着ける!
幸せは結果ではない−心と体の状態だ。
幸せは、何よりもまず、自分の意志で選び取るものなのだ。
エイブラハム・リンカーンもこう言っている。
「人がどれだけ幸せかは、どれだけ幸せになる気があるかで決まることが多い。」
それをすることが好きで仕方がないという理由で行動するとき、流れに乗る状態に入る可能性は高まる。
結果にかかわらず、それ自体から充足感が得られる行為を「テレオロジカル」な行為という。
幸せな人は、毎日少なくともひとつ、難しい課題にチャレンジする。
最適経験はその人の能力の限界ぎりぎりの均衡点、つまり全力でその課題に取り組まなくてはならないが精神的に圧倒されるほどではないときに起きることが多いのだ。
「できること、できたらいいなと夢見ていることは、まずはじめるにかぎる。
大胆さには天分と魔法、そして力が備わっている。」
ゲーテ
「きょうの感謝であしたの幸せが買える。」
マイケル・マクミリアン