きみはなぜ働くか。
17冊目
[★★★★☆]
- 作者: 渡邉美樹
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞社
- 発売日: 2006/09/01
- メディア: 単行本
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<感想>
なぜ仕事をするか、どんな態度で仕事をすべきかをアツイ言葉で説いてくれる本。
「和民」の根底には社長のアツイ気持ちがあるのだということがよくわかった。
働く人を仕事人としてだけでなく、人間としても成長させていこうという考えがすばらしい。
接客マニュアルには最低限のことしか書かれておらず、それ以上のサービスをするのがプロであると述べている。
私もお客様のことを本当に神様だと思って、本気で仕事をしていこうと思う。
<まとめ>
夢に日付を
「夢」を定めたら、自分の生き方は、その「夢」向かって努力する日々である。
思うだけなら誰でもできる。大切なのは、思いをカタチにすること。
思う気持ちがあれば、それは自然と「ああしたい」「こうしたい」を生む。
「ああしたい」「こうしたい」を思っているだけではなく、行動に移してカタチにしろ。
その行動は、自分の原点に対して、後ろめたくはないか。
自分は、本当はもっと違うことをしたいのではないか、そう思ったとき、立ち帰らなければならないのは、原点である。
人間というものは、何度も何度も原点に帰らなければいけない。
当たり前を当たり前と思う人に、成功はない。
「こうなりたい」と思う自分像になれる人とは、すべてを当たり前とせず、常に感謝の心で生きている人である。
「愛の反対は無関心である」
カンボジアの恵まれない子供たちに思いをはせ、意識したら、「俺はこんなことをしていられないな」と思うはずである。
負けとは、あきらめである。
どこかであきらめてしまったら、負けてしまう。
勝利は必ず、あきらめることをしないきみ自身の手の中にある。
楽しみながら仕事をすれば、いつかその仕事ぶりに賞賛とお金が集まる
人生を本当の意味で有意義に生きたいのであれば、まず損得から離れる事である。
最初からパスを渡すつもりでいいチームは生まれない。
仕事をするうえでいつも己の行動には責任をもたなければならない。
責任ある行動とは、全力を尽くすことである。
どんなときでも、「自分の後ろには誰もいない」という意識を持っていなければならない。
自分でやり遂げなければならない。