考具

8冊目
[★★★★☆]

考具 ―考えるための道具、持っていますか?

考具 ―考えるための道具、持っていますか?

<感想>

イデアを出すためのヒントをくれる本。
何かアイデアが欲しい場合のテクニックがちりばめられており、
非常に参考になる。何かに問題ぶちあたった時に、この中の「考具」を取り出して
考えなおすという風に使っても良いかもしれない。

<まとめ>

「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない」

ゼロから生まれるアイデアは存在しない。どれほど素晴らしいアイデアであっても、
その素になったアイデアがある。
イデアのヒント・要素は作り出すのではなく、探す・見つける。

カラーバス

「COLOR BATH」今日の色を決めて、意識する。
使い方

  1. 自分にとって使えそうな何かを探すとき。
  2. かなり切羽詰まっていて、目前の問題解決につながりそうなヒントを探すとき。

七色いんこ

演じてみる、ということ。
実際に身体を動かしてみれば分かる、つかめる。
10歳児向けの商品を開発しているならば、しゃがんでみる。
そして、その視点で見る。

イデアを生み出すためには、

  1. まず既存の要素をいかにして集め
  2. それをいかに組み合わせるか

ポストイット

1枚1ネタを何でもいいから書く。
大きなボードに位置は適当に貼り付ける。直感であちらこちらと動かしてみる。
そのうち、関係ないと思われたポストイットが"結合"する。

イデアスケッチ(PC)

「1枚1アイデア
タイトルを1行ドンッと。タイトルの文字を大きくする。
3行程度で箇条書きにして内容を説明。
※企画には必ずタイトルをつけること!!

ブレストを成功に導くためのコツ

競争感覚を忘れないこと。ブレストは数の勝負。
出席したメンバーの中で1番多くアイデアを出した人になることに燃えてください。

ビジュアライズ

理想型のイメージを立体的に描いてください。
ビジュアルで考えてください。
「絵にならないもの」は企画として成立しません。

行き詰ったときのアドバイス

とにかくアウトプットし続けること。
ネタ素や情報を集め、引き出し、組み合わせることを、あなたの習慣にしてしまうことです。

アイデアマラソン

自分が生み出したアイデアをノートに書いていく、それだけ。
考えれば考えるほど、新しいアイデアがあなたのモノになる。
思いついたアイデアは誰かに話しましょう。
手書きがアイデアの基本。


オズボーンのチェックリスト

  • 転用したら?
  • 応用したら?
  • 変更したら?
  • 拡大したら?
  • 縮小したら?
  • 代用したら?
  • 置換したら?
  • 逆転したら?
  • 結合したら?


※参考
http://www.checkpad.jp/list/show/80121

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