他人より先に洋書を読んで億万長者になりなさい

他人より先に洋書を読んで億万長者になりなさい

他人より先に洋書を読んで億万長者になりなさい

4冊目
[★★★★☆]

<感想>
洋書の良さとその読み方を教えてくれる本。

洋書は誰でも読めるという気にさせてくれる。

間に挟まれているコラムがなかなか良い。英語の勉強の仕方を教えてくれる。

本書で紹介されている「The Little Money Bible」は必ず読んでみよう。

今まで洋書は本を選ぶ対象外だった。いいきっかけになったと思う。



<まとめ>
アメリカの経営に関する本のほうが、日本より少なくとも5年は進んでいる。
翻訳されないものがほとんど。翻訳されたとしても数年経ってから。


「英語をマスターする」は不可能
多くの人は漠然と英語を「できるようになったらいいな」と思っているだけで、
「何をしたいのか」「何ができるようになりたいのか」具体的な目標がない。
⇒具体的な行動もできないし、意欲も沸かない。

いざ英語となると、「前から1語1句」という「呪縛」にとらわれてなかなか前に進めない。
日本語の本ならパラパラめくったり、気になる部分だけを先に読んだりするのに・・・。


理解のスピードは「トップダウン方式」のほうが「ボトムアップ方式」よりも断然早い。
あらかじめ情報を与えると理解が深まる。
⇒本書では、「The Little Money Bible」に対して3冊の和書を読むように薦めている。
マインドマップを使って目次からまとめる方法も紹介している。


「カレーライス効果」
一度本をささっと読んでみて、寝る。おきてもう一度読むと頭に入りやすい。
⇒一晩寝かせばおいしくなるカレーと同じ。※ナイスネーミング!


「わんこそば効果」
少しずつ小さなステップに分けると、集中力が続きやすい。
※ナイスネーミング!2


「英語の勉強が続かない」のは、あなたの忍耐力がないからではありません。
それが「楽しく」ないからです。

⇒楽しくやろう。
 楽しくなければ勉強の目的が間違ってないか、勉強方法が間違ってないかをもう一度確認しよう。


「成果を実感すれば自信がわく」
「成果」をきちんと実感していくことによって、自信が出る。やる気が出る。
そうすると、集中力が出る。理解力が高まる。そしてさらに成果が早く出る。
⇒目に見える形でその時の気持ちを書き残しておいたり、数値化できるものは記録しておく。
 そして定期的に見直す。


「読むべき本を見つける方法」
いちばん大切なのは、「今、自分がどんな本を読みたいのか?」を自覚すること。


自分の頭で考え、自分のハートに聞き、他人にしかれたレールの上ではなく、
自分で引いたレールの上を走る。


<本書で紹介されていた本で気になったもの>

Little Money Bible: The Ten Laws of Abundance

Little Money Bible: The Ten Laws of Abundance

バビロンの大富豪―「繁栄と富と幸福」はいかにして築かれるのか

バビロンの大富豪―「繁栄と富と幸福」はいかにして築かれるのか

新装版 成功の掟

新装版 成功の掟

イヌが教えるお金持ちになるための知恵

イヌが教えるお金持ちになるための知恵


<読みたくなった本>

参照 http://d.hatena.ne.jp/espo/20070115
参照 http://d.hatena.ne.jp/espo/20070118