仕事を成し遂げる技術―ストレスなく生産性を発揮する方法
2冊目
[★★★☆☆]
- 作者: デビッド・アレン,森平慶司
- 出版社/メーカー: はまの出版
- 発売日: 2001/09
- メディア: 単行本
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<感想>
物事がシンプルにこなす方法をうまく説明してくれている。
(何も考えず)何でもコンピュータで管理してしまおうという考えを変えてくれる本。
実践もしやすいと思うので非常に素直に受け入れられる方法だろう。
「頭の中」に問題を抱えてはいけない⇒ではどうすればいいのか?という具体的な方法を教えてくれます。
実際にやってみよう! そのスッキリ感がやみつきになります。
しかし!!
とにかく読みにくい!
同じ事が何度も違った言葉で書かれており、頭が混乱する。
以下の本の方をおすすめします。
Life Hacks PRESS ~デジタル世代の「カイゼン」術~
- 作者: 田口元,安藤幸央,平林純,角征典,和田卓人,金子順,角谷信太郎
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2006/03/23
- メディア: 大型本
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<まとめ>
「未完了」なものを百パーセント集める。
「バケツの水漏れ」を防ぐためには、あなたが未完了であると考えているすべてのもの、
あるいはそれらを代表しているものをすべて1か所に集める必要があります。
頭に浮かんだ考えを、いつも手元においてある優れた収集器具を使って集め、活用する事が、生産性を高める鍵。
バケツは定期的に空にせよ
集めた資料はその入れ物から取り出し、それが何か、また、それをどう処理すればいいのか、ということを決めなければならない。
次の行動は何?
何かを集めたら、こう自らに問いかける事が絶対に必要。
成功のためにきわめて重要な、週一回の再確認
- 「物」すべて集め、検討・処理する
- システムを再検討する
- リストを最新のものにする
- きれいに、すっきりと、そして現時点での最高の状態にする
行動を選択するための「四つの基準」モデル
- 状況
- 使える時間
- 注げるエネルギー
- 優先事項
自然に計画するためのモデル
- 目的と原則を定義する
- 結果を思い描く
- ブレーンストーミングをする
- 整理する
- 次の行動を明らかにする
結果を明確にする
自分がそれを心に思い浮かべるまでは、あなたにはその仕方はわからないであろう。
何かを成し遂げようと思えば、それを前もって頭の中で描いてみなければならない。
●私はいつも他の人間になりたいと思っている。私はもっと自分の色を出すべきだった。 リリー・トムソン
役立つツール
- 書類を入れておくためのトレイ
- 無地の用紙(1枚の紙に1つの考え)
- ポストイット、クリップ、ホッチキス
- 自動ラベル貼り器(オートラベラー)⇒自分専用のものを手元においておくこと!
- ファイルフォルダー⇒ラベルを貼る
2分間ルール
次の行動が2分以内でできるものなら、最初にその項目を取り上げたときにすること。
たとえ、その項目が「優先順位の高い」ものでなくても、どうせいつかはしなければならないのなら、すぐにそれをすること。
●あなたは、手持ちのものと今いる場所で、成功する事ができる。 チャールズ・シュワブ
考えるためのツール
すばらしいツールが引き金となって、いい考えが生まれることがある。(「機能は形に従う」)
あなたの作業環境に、メモを取りたくなるような素敵なボールペンを置いておくことを強くお勧めします。
●きちんとした仕事の目録があれば、自身を持ってノーと言える。
●成功する秘訣は、1歩を踏み出す事だ。1歩を踏み出す秘訣は、複雑で大きな仕事を小さく砕いて、やりやすくする事だ。
そして、最初の仕事に着手する。 マーク・トウェイン
●人生には2つの問題があるだけである。
①自分のほしいものを知っているが、それをどうやって手に入れればいいか分からない。
②自分のほしいものを知らない。 スティーヴン・スナイダー