なぜあなたはその仕事を先送りしてしまうのか
1冊目
[★★★★☆]
- 作者: 笹氣健治,堀之内高久
- 出版社/メーカー: 秀和システム
- 発売日: 2005/01/06
- メディア: 単行本
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ミニワーク
今あなたが「実行できない」と悩んでいることは何ですか?
すべて書き出してください。
「出来事」⇒「思考」⇒「感情」⇒「行動」
・ある人 上司に怒られる ⇒ 自分はダメな人間だ ⇒ 落ち込む ⇒ 仕事が手につかない
・別の人 上司に怒られる ⇒ 自分が悪かった。どうすれば改善できるか ⇒ 前向きにがんばろう ⇒ 悪かった所を反省する。
「何かに取り掛かろうとする」⇒「うまくやらなければならない」⇒「うまくできるだろうか?」⇒「不安・恐怖」
行動を左右しているのは『恐怖心』
「先送りの心理パターン」
- 完璧を目指しすぎてしまう
- 効率を求めすぎてしまう
- 結果を怖がりすぎてしまう
- もともとニーズがないことをやろうとしている
- 自分の可能性を狭くすることを恐れている
「行動に移すための3つのステップ」
- 思考レベルでの取り組み
- 不都合な信条体系を見直す
- 感情レベルでの取り組み
- ネガティブな感情を克服する
- 行動レベルでの取り組み
- やるべきことを具体的にする
「思考レベルでの取り組み」
- 5つの心理パターンのうち一つを選び、不都合な信条体系をあげてください
- その信条体系にういて次の視点で考えて必ずしも正しくない理由を考えてください
- 現実的かどうか?
- 例外はないかどうか?
- 不都合な信条体系を「…であるに越したことはない」と言い換えてください
- 言い換え
- どのように考える事が、行動に移せるようになるために有効だろうか?
「信条体系によい・悪いはない」
⇒今まで自分を守ってきたやり方に感謝する
「自分に向き合うことから始まる」
⇒不都合な信条体系をもっている自分自身を認めてあげる
「感情レベルでの取り組み」
- 「自分を責めてしまう自分」にどう対処するか
- 「他人のせいにする自分」を登場させる
- 「冷静に対処する自分」を登場させる
- 「リフレーミング」
「リフレーミング」
物事をひとつの面からだけではなく、別の面からもとらえるための働きかけ
⇒「失敗」は「がっかりして落ち込むイヤな出来事」とも、「欠点を学んで成長するきっかけとなる出来事」ともとらえることが出来る。
「過去の行動をそのまま受け入れる」
「あの行動は自分の身を守るためには仕方なかった」という姿勢が必要
⇒その行動を選択したという判断をそのまま受け入れる
「行動レベルでの取り組み」
- どうなったらいいだろうか?
- 理想の状態が100点満点だとしたら、今の状態は何点だろうか?
- 今までにどのようなことが役立っただろうか?
- いま自分にできることは何だろうか?
「アウト・オブ・ザ・ボックス・アプローチ」
「もし、私が○○できる(○○する)人だとしたら、何を考え、まず何をするだろうか?」
「執着を手放してすべてを受け入れる」
- 「人間万事塞翁が馬」
- 「できることはちゃんとやったうえで、執着しすぎない」
- 「すべてがうまくいくようになっている」
「私がいるというだけで存在価値はある」
⇒自分の存在価値を証明する必要はない